講師紹介
花田 徹也(ハナダ テツヤ)
神奈川県の桐蔭学園高等学校を卒業後、アメリカに渡る。
University of Southern California (USC: 南カリフォルニア大学)卒業。
コミュニケーション学にて学士号を取得。
在学中、スペインの大学に交換留学した経験も持つ。
帰国後、三菱商事において4年間勤務したのち、英語講師の道を選ぶ。
プレゼンテーション能力が高く、自然と聴き入ってしまうような話術で授業を展開する。 また、英語の音に関する造詣も深く、発音やリスニングの指導も得意とする。
ご挨拶
今まで各種英語学校で一介の英語講師として教えてきた私が、このたび学校を開設するに至った理由はとても単純です。
-「自分自身が通いたくなるような学校を作りたい!」-
人によって得手・不得手があるわけで、私はそれらが人のユニークさを作り上げているのでそれでよいと思います。 私が気にかかるのは、スクール側の提案する「700点目標クラス: リスニング・リーディング」という パッケージ的な分け方です。総合点だけでその人の学習方針をスクール側がおしつけてしまうのはいかがなものでしょうか?
大半の方々はリスニングまたはリーディングのどちらかに苦手意識をお持ちだと思います。 そして、「とにかく短期間で目標の点数に到達したい」という方もいらっしゃれば、「少し時間はかかってもいいから 実用的な英語力を身につけたい」という方もいて、学習ペースや目的も千差万別なわけです。 だったら、なるべく皆さんのニーズに応えられるような環境を提供させていただこうじゃないか、 ということで一念発起いたしました。
われわれ日本人が英語を苦手とするのは、言語能力が低いからではなく、方法がズレていて理にかなっていないからです。 学習時間の大半を「ただ聴いているだけ」「ただ読んでいるだけ」という受け身的な部分に費やしてしまうので、 「話す」「書く」というアウトプットの力が欠如してしまうわけです。そして、その弱点がTOEICテストなどの場に おいて顕著にあらわれてしまう・・・なんだか悔しいですよね。
でも逆に、やり方さえ変えていけば、今までとは違った角度で英語と向き合えるようになります。 私も20歳になるまで海外へ一歩も出たことのない人間です。決して、今からでも遅くはありません!
英語学習が「やらなきゃいけないこと」から「何だか知的好奇心をくすぐるもの」になり、「能動的な趣味」に 変わっていく、そして気付けば四六時中「英語に触れている自分がいる」 … そんな過程を皆さんとシェアできれば講師冥利に尽きます。
著書
『1駅1題 TOEIC L&R TEST 文法特急』、『TOEIC文法特急 急所アタック編』、『TOEICリアル模試600問』など累計100万部以上。
TOEIC勉強法アドバイス
TOEIC公式の問題を中心に使いながら反復演習を行うこと。850点を超えるまではリーディングよりもリスニングにテコ入れをして、ひたすらリピーティングすることをお勧めいたします。自己学習で壁にぶち当たったら、TOEICのエキスパートが指導するスクーリングを利用するのも一案です。
30歳でも50歳でも、記憶力にそれほど差はない。忘れたものを思い出そうとしたときに記憶が固まります。忘れた自分を責めるのではなく、忘れたあとのケアが大切。
TOEICで大事なことは「答えあわせをしただけで終わらせない」ことです。試験勉強である以上、時間を計って問題を解き、答えあわせをして採点するのは最低限必要。ただ、英語力をつけるという観点から言うと、その先でどう復習するかが重要になります。
私の指導経験では、TOEICで問われるリスニングやリーディングの力と、スピーキングやライティングの力には密接な相関関係があります。聴くのが得意な人は話す能力も高いですし、読む能力が高い人は表現のストックができているので、英文メールを書くような場面でもスムーズに言葉が出てきます。私はよく「TOEICとハサミは使いよう」だと語っているのですが、TOEICという素材を活かしてしっかりと学習すれば、同時に「使える英語」が身につくのです。